福島光治さん

福島光治さんのプロフィール

 ・1983年生まれ

 ・出身地:東京都杉並区

 ・2020年6月に大田市久手町に「お菓子工房きいちご」オープン


お菓子工房きいちごは、お父様が東京で開いたお店。

 

高校在学中に「きいちご」を継ぐことを決意し、お菓子屋へ2年の修行へ。


21歳ごろから「きいちご」をお父様といっしょに切り盛りするようになる。

 

2020年、お父様のふるさとである大田市に移住。

 

ネットで全国どこでもケーキをお届け!大田にIターンした理由

--「大田市」への移住を決意した理由や背景を教えてください。

父が三瓶町小屋原出身だったこともあって、大田市には昔からなじみがあったんです。

 

おじいちゃんの法事で小屋原に帰った時、空き家がたくさんあるのを見て「何か出来ないかな」と思ったのがきっかけですね。

 

もともと東京で実店舗での販売をしていましたが、東日本大震災から少ししてネット通販も行うようになったんですよね。


ネット通販では主に『お誕生日ケーキ』を取り扱っていました。


ありがたいことに少しずつネット通販でも売れるようになって、最終的には店舗よりも通販の売上が上回ったんですよ。


ネット通販で売上が見込めるようになったこともあって、地方でもやっていけそうだなという思いになりました。

 

ネット注文なら、全国どこでケーキを焼いてもお届けできますしね。

きいちごは父の思い出が詰まった名前!

お菓子工房きいちご
▲▲お菓子工房きいちご▲▲

--お菓子工房「きいちご」の店名の由来を教えてください!

「きいちご」は父がお店を始めた時からの名前なんです。

 

もともと「きいちご」は30年近く前に、父が東京の母の実家を改装して始めたお店だったんですよ。


店名の由来ですが、小屋原出身の父が小さい頃、山の中で遊んでいるときによく「きいちご」を食べていたらしいんですよ。


そこから取ったと聞いていますね。


父が食べていた実が本当にきいちごだったのかは定かではないですが(笑)

--何歳ごろから「きいちごを継ごう」と決意したのですか?

高校3年の半ばくらいですかね。


それまではケーキ屋になるなんて全く考えていなかったんですよね。


大学受験を目指していた3年の夏季講習最終日の事なんですが、講習が終わって家に帰る時に、なんだか勉強やり切った感が出ちゃって。


「あ、ケーキ屋になろう」って思いました(笑)


その日のうちに両親にケーキ屋になると宣言したんです。


それからは、お店に出入りしていた業者さんの紹介で、神戸のお菓子屋さんに2年ほど修行に行きました。

 

15年くらい前から、父と一緒にお店をやっていますよ。

お客様に喜んでもらえた時が一番のやりがい

--仕事にやりがいを感じる時はどんなときですか?

接客をしていて、お客様の反応がダイレクトに伝わってくる事にはやりがいを感じていますね。


あとは、「アレルギーフリーのケーキを探していた」というお客様に見つけて頂いた時でしょうか。


先日も、アレルギーフリーのケーキを買ってくださったお客様がわざわざお礼を言いに来て下さったことがあって、うれしかったですね。

--奥様もお店を手伝われているとか?

ご夫婦でお店を切り盛り
▲▲奥様が接客をすることも▲▲

不定期ではあるんですが、お店を一緒に手伝ってくれています。


下の子がまだ小さくて、子どものことや家のことを一通りやったあと、お店にでて接客をしてくれていますね。

こだわりのケーキは「米粉100%」

小麦粉不使用のきいちごのケーキ
▲▲小麦粉不使用のケーキ▲▲

--これから「きいちご」をどうしていきたいですか?

大田市の人口は決して多くはないので、実店舗での販売だけではなく、これまでも行ってきたネット通販でも販路は広げたいですね。


それと、これまで以上に力を入れてアピールしたいのは、「アレルギーフリー」のケーキを取り扱っている事です!


お問い合わせも結構あって、ケーキを東京へ送ることもあります。

 

「アレルギーフリー」のケーキは、欲しがっているお客様は多くなくても、やっているお店が少ないので、うちみたいな小さなお店(笑)はそういったお客様への要望に応えていきたいですね。

 

もちろん他のお店のアレルギーフリーのケーキを試される方もいらっしゃるでしょうし、そのまま離れていくお客様もいらっしゃる。


でも、きいちごのケーキにぴったりはまったお客様は、毎回うちで買ってくださることが多いですね。


その後アレルギーが抜けてきても、そのままうちのケーキを買ってくださる事が多くて。


長いお付き合いで、リピーターとなってくださるお客様も多いです。

 

--何かPRしておきたいことはありますか?

地元産の材料使用のお菓子
▲▲大田市産の材料を使用▲▲

大事な事を忘れていました!


うちは米粉専門のケーキ屋なんですよ!


東京に店舗を構えていた時には、小麦粉も使用していたんですけど、大田のお店では小麦粉完全不使用にしました。


小麦アレルギーって、ケーキに入っているものだけじゃなくて、ケーキを作る工房に小麦が舞ったりしているだけで反応が出てしまうそうなんです。


そうなると、結局お断りしないといけないお客様も出てくるんですよね。


大田に移転した時に、どうせなら100%アレルギーフリーで勝負しようと思ったんです。


ちなみに米粉は三瓶のファーム浮布さんのものを使わせて頂いています。


産地が近くなって手に入りやすくなりました(笑)

 

小麦粉以外にも、卵や乳製品不使用のケーキやお菓子も作っているので、ぜひご相談ください!

「海に沈む夕日が素敵」福島さんにとっての大田市の魅力

--大田市の好きなところを教えてください

やっぱり、山と海があるところですね。


夏休みに来ていた小屋原のおじいちゃんの家は、山の中で夏でも涼しかった。


車で20分くらい走れば海水浴場がある。


しかも東京では見られない、「海に沈む夕日」を見ることが出来る。


モノやコトというよりも、そういう環境があることが素敵ですね。

 

--大田市へのU/Iターンを考えている方に向けて一言

去年の夏ごろに東京であった島根県の移住フェアに参加して、大田市役所の方と初めて話してみたんです。


私自身の話で申し訳ないですが、私には「きいちご」があって、大田でも「きいちご」をやりたいということをお話しさせて頂きました

 

つい先日、それ以来初めて市役所の方とお会いする機会があったんですが、それを覚えていてくださったみたいで。


移住フェアなどに来られる方は移住した後に仕事があるのか不安という相談が多いらしいんですね。

 

私のようにやりたいことがすでにある状態は珍しいので印象に残っていたそうなんです。


でもそういった不安が、U/Iターンに一歩踏み切れない理由なのかなと思っています。


今の時代、場所を選ばないネットを利用した仕事がたくさんある


もし本当に移住をしたいと考えるなら、そういった方法でひとつひとつ不安を解消すれば、一歩近づけるのかなと思いますね。

 

 

 

 

福島様ありがとうございました!

福島さんがはたらくお菓子工房『きいちご』

所在地

〒694-0051
島根県大田市久手町波根西2355-1134

電話番号 0854-81-1001
営業時間 10:00~18:00
定休日 月、火、水(予約商品の受け渡しは可能)
WEBサイト https://www.nishiogikiichigo.com/
SNS 【Facebook】https://www.facebook.com/kiichigoshimane/
【instagram】https://www.instagram.com/shimane.kiichigo/