▲西山さんご家族 京都から家族で移住!西山さんプロフィール 1979年6月生まれ 岡山県倉敷市出身 京都で刺繍作品やアジアの手織り布雑貨を販売する「yattra」を経営し、様々なイベントを開催。 ふるさと島根定住財団の産業体験制度や、大田市の空き家バンクを利用して2020年に大田市富山町へ妻と娘2人と移住。 持続可能な農的暮しを実現!大田市に定住したきっかけ Q.移住を考え始めたきっかけはなんですか? もともとは京都で妻と「yattra」というお店で、アジアの手織り作品や刺繍作家の妻の作品を販売していました。 さまざまな「衣」「食」「住」のイベントも開催して、その中で「衣」だけでなく「食」や「住」を豊かにする暮らしに関心を持ち始めました。 これから私たちが暮らしていくには食べるものをつくる「農」が必要だと実感して、農業のできる場所を探していました。 Q.大田市を選んだ理由を教えてください! 最初は京都近郊で検討していましたが、視野が狭くなっていることに気づいて範囲を広げてみたんです。 その時に島根県は新規就農希望者の受け入れを積極的にしていることを知りました。 その流れで大田市の空き家バンクを知り、今の家を見つけて見に行くことにしたんです。 所有者の方がその家での暮らしのことを話してくれて、生活の息遣いを感じました。 所有者の思いを引き継ぎながら、自分たちの「持続可能な農的暮らし」を実現できる!と確信して移住を決意しました。 また、京都の仲間たちとの関係も深く、物理的距離を越えられると思いました。 寄り添ってくれる職員に感謝!支援制度を利用して 大田市の担当の方もとても親身になってくれて、たびたびいろんなことを相談させもらいました。 わからないことやたわいもないことをなんでも聞いてくれたので、とても助かりました。 いまでも市役所に行って相談したり、雑談したりさせてもらっています。 移住していま半年が経ちましたが、島根県や大田市は親切な人が多いと実感しています。 自分の理想の暮らしに直結!産業体験のお仕事 Q.どんなことをしているんですか? 久手町の「株式会社わなか」というところで、水稲やイチゴ、メロンなどの栽培に関わりながら、ビニールハウスの張り替えや農家の暮らしに関わる仕事を幅広くやっています。 代表の生越大地さんはとても尊敬できる人で、いろんな場所に連れて行ってもらってたくさんのつながりを作ってくれています。 妻は無農薬でお米をつくり、通販や配達やイベント出店などで販売しています。 Q.仕事のやりがいは何ですか? 今の仕事は自分たちが理想としている「持続可能な農的暮らし」に直結しているんですよね。 自分たちの暮らしを豊かにする、すべてにやりがいを感じていますね。 生活が豊かになった!大田市での暮らし Q.実際に移住した感想は? とにかく生活が豊かになっています。 気持ちに余裕ができて、毎日すがすがしく過ごせていますね。 毎日やることが多くて追いつかない部分もありますが(笑) Q.大田市の好きなところはありますか? 全部気に入っています。 人も環境もいいし、海もきれいなので、妻や子供と行くと喜んでますね。 それと食べ物、特に魚のおいしさにはびっくりしました。 お酒もおいしいし食べ物全部おいしいです! あとは夫婦ともに温泉が好きなので、大田市や県内の温泉にすぐに行けるのもうれしいです。 この魅力を発信していきたい!今後挑戦したいこと Q.今後挑戦したいことはありますか? 京都ではお店をやっていて、今でも不定期ではありますが活動しているので、こっちでもやりたいですね。 布製品だけでなく、みんなの憩いと交流の場になれるようなお店を作っていきたいです。 あとは多くの人にこの場所の魅力を感じて欲しいので、魅力を発信していければいいなと思っています。 最後に大田市にU・Iターンを検討していている人に一言! 100%理想を追い求めるのは難しいので、まずは「なぜ移住したいのか」を明確にするといいと思います。 迷っている人は迷っている点を整理して、とりあえず相談してみるといいと思います。 僕たちも大田市の担当の方に相談に乗っていただいて、本当に移住してよかったと感じています。 親身に相談に乗ってくれるはずなので、「とりあえず行動しよう!」ですかね(笑) 西山さんありがとうございました! 西山さんが経営する『yattra』について 所在地 〒606-8111京都府京都市左京区高野泉町17 営業時間 不定期 定休日 不定期 HP http://yattra.squares.net/