浮布池(うきぬののいけ)【三瓶町池田】
浮布池展望所からの眺め

 
 浮布池は南北約750m、東西約400mの広さを持つ天然湖沼です。この湖は、684年、四国の土佐沖を震源地とした白鳳地震の際に、親三瓶と子三瓶の峯の間が崩壊、渓流をせき止めて出現したとされています。
 池には大蛇にまつわる伝説があります。
 『池のほとりに住んでいた美しい姫が、青年の姿に変身した大蛇に恋するようになった。ある日そこを通りかかった弓の名手が大蛇と一緒にいる女性を見かけた。その女性の顔に凶相が表れているように見え、「助けねばならない」と感じた名手が弓を引き、弓は大蛇に命中し、池に消えた。姫は青年の後を追って池に身を投げた。姫が身を投げたと言われる7月15日に、毎年池の北汀にある鳥居から中の島の邇幣姫神社にかけ幅2メートルの白い波の道が立ち、その様は着物が湖面を漂っている姿に見える』という浮布池の名の由来です。
 浮布池のこの伝説を知る人は少なくなっていますが、毎年7月中旬に行われる祭りは今も続いています。
 一昨年から地元のまちづくり推進協議会が、浮布池の保全と周囲の景観を復活させようと、池のほとりから三瓶山の全貌が見渡せるように整備し、桜の植栽も行いました。三瓶の賑わいの創出に向け改めて取り組みが始まりました。

■浮布池への行き方■
 県道三瓶山公園線(県道30号)を大田町方面から三瓶山を目指して進むと、浮布池の道路看板があります。(三瓶山西の原の約1?手前)道路看板を右折し0.5?ほど道なりに進むと正面に浮布池が見えてきます。JR大田市駅から車で約25分。

 詳しくは池田まちづくりセンター 電話:0854-83-2168


この記事は「どがなかな大田市です!!」Vol.15(2010年6月発行)に掲載されたものです。
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