静間町の近藤ヶ浜には、日本海岸における自生西限地として島根県の天然記念物の指定を受けているハマナスの群生地があります。
 ハマナスは北海道に多く、日本海側では島根県以北、太平洋側では関東以北の海岸の砂地に自生する落葉低木です。5〜7月(近藤ヶ浜では5月上旬が見頃)、枝先に紫紅色の花をつけます。浜梨(ハマナシ)と名付けられ、それがなまってハマナスになったといわれています。
 近藤ヶ浜のハマナスは年々株が少なくなってきましたが、このハマナスを絶やさないようにと願う地域の皆さんに守られ、花を咲かせています。

 地元静間町ではハマナス愛護少年団が昭和41年に旧静間中学校生徒により結成され、同中学校の二中統合に伴い、現在では静間小学校児童へ活動が引き継がれています。また、「静間町の名所旧跡を守る会」が竹で砂防柵を作るなど、約30年に渡り保護や育成活動に取り組まれています。
  今年も地域の皆さんはハマナスの開花を楽しみに待っています。

=静間町近藤ケ浜への行き方=
 「静間平口」のバス停がある国道9号交差点から県道静間久手停車場線を300m。交差点を左折し、静間小学校方面へ西進360m。近藤ヶ浜入口(看板あり)から海岸へ150m。JR大田市駅から車で約15分。
 詳しくは、静間まちづくりセンター( 0854-84-8122)まで

 


 この記事は「どがなかな大田市です!!」Vol.20(2012年02月発行)に掲載されたものです。記事の内容は掲載時点の情報です。