宅野港の沖合に浮かぶ3つの無人島は、韓島(からしま)・麦島(むぎしま)(無木島)・逢島(おおしま)と呼ばれています。中でもいちばん大きな韓島には、本土側の平場に休憩所があり、中腹には韓島神社があります。

 毎年、年に1回海水浴シーズンや韓島祭前の7月上旬に、宅野からしま会(会長:高橋和也さん)、地元漁師のみなさんや有志の方々が島に渡り、草刈りやゴミ拾いなどの清掃活動を実施されています。 また、韓島はさまざまな伝承を持つ島でもあり、その一部をご紹介します。

韓島の古伝承

  • 素戔鳴尊(すさのおのみこと)が新羅(しらぎ)より、五十猛命(いたけるのみこと)や、大屋津姫命(おおやつひめのみこと)、抓津姫命(つまづひめのみこと)を連れて韓島に立ち寄られ、韓島の洞窟で濡れた衣を着替えられた後に、五十猛の大浦港に上陸されたと言われている。
  • 大国主命(おおくにぬしのみこと)が高麗(こうらい)からの帰途、韓島にお着きになり、大国の松の下で雨宿りをされた。(大国地区八千矛山大國主神社の由来) 以後、韓の国へ渡るときの日本側の発着地となった処でもある。
  • 室町時代、銀山発見の父、神屋寿貞(かみやじゅてい)が韓島沖を航行中、南の方角に光るものを見たのが石見銀山を発見するきっかけになった。

     (参考) 「歩いてみませんか宅野散策ガイド」、「仁摩町誌」

韓島(からしま)【仁摩町宅野】

清掃活動の様子

韓島近く(宅野港)までの行き方

石見交通バス(大田・江津線)の「宅野港前」バス停。
JR仁万駅から車で5分。
詳しくは、宅野まちづくりセンター(電話0854-88-9511)まで。

  


この記事は「どがなかな大田市です!!」Vol.23(2013年2月発行)に掲載されたものです。記事の内容は掲載時点の情報です。